RDFストアチュートリアル

はじめに

MetaBridgeが提供するRDFストア機能では、RDFデータを登録して、自分だけのSPARQLエンドポイントを作って利用することができます。 ここでは、MetaBridgeが提供するRDFストア機能を利用する手順をチュートリアル形式で解説します。
本チュートリアルは、RDFデータを既にお持ちで、SPARQLエンドポイントを利用したいユーザを対象としています。

SPARQLエンドポイントとは?

RDFストア利用は、以下の手順で行います。

Step1
RDFデータ
登録





Step2
SPARQLエンドポイント設定





Step3
SPARQLで
データをさがす

RDFストアとは

本RDFストア機能では、RDF/XML,Turtle,N-Triples形式で記述されたデータを登録することができます。
MetaBridgeでは、トリプルストアを利用して
・RDFデータの登録
・SPARQLエンドポイント
を利用できる機能を"RDFストア"と呼んでいます。

トリプルストアとは?

RDFストア機能を利用して、自分だけのSPARQLエンドポイントを作って利用することができます。

Step1  RDFデータを登録します

まずは、登録用サンプルRDFファイルを下記リンクからダウンロードしてください。

RDFデータを登録するには、Meta Bridgeにサインインする必要が有ります。リンクをクリックして、サインインしてください。

Meta Bridgeのアカウント登録はこちらから申し込みを行ってください。

1.メニューからRDFデータ登録画面を表示します。
サインインすると、画面上部にメニューボタンが表示されます。
メニュー > RDFストアを利用する > データの登録 を選択して、RDFデータ登録画面を表示してください。
2.ファイルをアップロードします。
統制語彙登録画面では、下記の通り入力してください。
(登録区分)
新規登録を選択してください。
(GRAPH)
RDFデータを登録するGRAPH URIを入力してください。 GRAPHとは?

(種類)
登録するRDFデータのファイルフォーマットを選択してください。ここではTurtleを選択しています。

(ファイル名)
参照ボタンより登録する統制語彙定義ファイルを選択してください。

「ファイルからの取込」ボタンをクリックしてファイルのアップロードを行ってください。


[ヒント]
・インターネット上にオープンライセンス相当で公開されているRDFデータ等は、URLを指定して「URLからの取込」ボタンから取り込むこともできます。(取り込むデータのライセンスに注意してデータ登録を行ってください。)
3.正常に登録されたことを確認してください。
RDFデータ登録画面下部に登録済みのGRAPH一覧が表示されます。 GRAPHとは?
登録した内容が表示されていれば、SPARQLエンドポイントから検索できる状態となります。



以上で、RDFデータ登録は完了しました。次に、SPARQLエンドポイントの利用設定を行います。
SPARQLエンドポイントの利用設定へ



Step2  SPARQLエンドポイントの利用設定を行います

SPARQLエンドポイントの利用設定を行います。

1.SPARQLエンドポイントの利用範囲を選択します
MetaBridgeが提供するSPARQLエンドポイントは、初期設定状態ではサインインしないと利用できません。
そこで、サインインせずに利用するために、トークンを発行することができます。

(自分だけでブラウザから利用する場合)
「自分だけで利用する。(サインインして利用する)」を選択してください。


(サインインしないで利用する)
「URLを知っている全員で利用する」を選択してください。
URL例) http://www.metabridge.jp/sparql?lu=(トークン文字列)



以上で、SPARQLエンドポイントの利用設定は完了しました。次は、実際にSPARQL検索をしてみましょう。 SPARQLエンドポイントURLに表示されているURLをクリックすると、SPARQLエンドポイントの検索画面が表示されます。
SPARQLでデータをさがしてみましょう      

Step3  SPARQLでデータをさがしてみましょう

それでは、SPARQLエンドポイントで実際にSPARQL検索をしてみましょう。

1.SPARQLエンドポイント画面を表示します。
サインインすると、画面上部にメニューボタンが表示されます。
メニュー > RDFストアを利用する > SPARQLエンドポイントを使う を選択して、SPARQLエンドポイント画面を表示してください。
2.SPARQL検索をします。
SPARQLエンドポイントに表示されている「SPARQLでさがす」をクリックすると、SPARQLクエリを指定するテキストエリアが表示されます。ここでは簡単に検索するために、あらかじめ登録されているサンプルクエリを使ってみます。
「サンプルSPARQLクエリ」の全検索リンクをクリックすると、画面中央のテキストエリアにSPARQLクエリが設定されます。


それでは、「SPARQL検索」ボタンをクリックしてみましょう。
先ほど登録したデータが、検索結果として表示されているはずです。

これで、RDFストア利用チュートリアルはおわりです。