メタデータ変換APIの使い方

はじめに

メタデータ変換APIでは、「RDF形式」又は「CSV形式」のメタデータから、異なる構造の「RDF形式」メタデータに変換することができます。

ここでは、メタデータを変換するためのマッピング定義の登録手順ついて説明します。
メタデータ変換APIの利用方法についてはAPIリファレンスを参照ください。

メタデータ変換APIを使うには

メタデータ変換APIを使うには、メタデータ変換定義を設定したマッピング定義URIを登録する必要があります。
メタデータ変換定義には2種類あります。本ヘルプでは、それぞれの登録方法について説明します。 ※マッピング定義を登録するには、Meta Bridgeにサインインする必要があります。

1.マッピング定義URIを作成するには

マッピング定義URIを定義し、登録を行います。

ここでは、マッピング定義URIを新規作成する手順について説明します。

1.マッピング定義登録画面を表示します。

Meta Bridgeにサインインすると、画面上部にメニューボタンが表示されます。
メニューボタンをクリックするとサブメニューが表示されますので、「登録する」>「メタデータ変換マッピング」をクリックしてください。

2.マッピング定義URIを定義します。

マッピング定義URIを入力し、「設定」をクリックしてください。
※マッピング定義URIはメタデータ変換APIのパラメータで利用します。
※既に登録されているマッピング定義URIは登録できません。
   登録済みのマッピング定義を変更するにはこちらを参照ください。

URIとは?
3.マッピング定義基本情報を入力します。

入力可能な基本情報は以下の通りです。

基本情報 入力項目

名前空間(URI) 登録画面にて指定したURIが表示されます。
バージョン このマッピング定義に関するバージョン管理方法を指定します。
バージョン情報 このマッピング定義に関するバージョン情報を入力します。
本画面にて「バージョンを変更する」を指定した場合に使用できます。
マッピング名称※必須 このマッピング定義のタイトルを入力します。
コメント このマッピング定義に関するコメントを入力します。
作成者 このマッピング定義を登録したユーザの所属組織が表示されます。
登録者 このマッピング定義を登録したユーザ名が表示されます。
作成日 このマッピング定義の作成日が表示されます。
分類 このマッピング定義に関する分類を入力します。
分類を入力すると、Meta Bridgeのトップページにて、マッピング定義が分類ごとに区分けして表示されます。
キーワード このマッピング定義に関するキーワードを入力します。
権利情報 このメタデータの権利情報を入力します。
アイコン画像 このメタデータと紐付けたいアイコン画像を指定します。
アイコンを登録すると、Meta Bridgeのトップページにて、アイコンとともにこのマッピング定義が表示されます。

本画面の下部には、メタデータ変換定義を編集する領域が表示されます。
RDFから異なる構造のRDFへの変換定義を設定するにはこちらを参照ください。
CSVからRDFへの変換定義を設定するにはこちらを参照ください。

4.登録を行います。

基本情報の入力が終わりましたら、画面上部の「登録」をクリックしてください。 正常に完了すると、登録完了画面が表示されます。
登録完了画面の「登録されたデータを見る」をクリックすると、登録したマッピング定義を参照できます。

以上で、マッピング定義URIの登録は完了です。



2.登録済みのメタデータ変換定義を変更するには

登録済みマッピング定義URIのメタデータ変換定義を変更し、更新を行います。

ここでは、メタデータ変換定義を変更する手順について説明します。

1.マッピング定義一覧画面を表示します。

Meta Bridgeにサインインすると、画面上部にメニューボタンが表示されます。
メニューボタンをクリックするとサブメニューが表示されますので、「登録されたデータを見る」>「メタデータ変換マッピング」をクリックしてください。

2.マッピング定義編集画面を表示します。

マッピング定義一覧上から変更するマッピング定義名をクリックしてください。
※変更できるマッピング定義は自組織内のユーザが登録したマッピング定義のみ可能です。
   他組織のユーザが登録したマッピング定義は変更できません。

3.マッピング定義を編集します。

マッピング定義基本情報の入力項目についてはこちらを参照ください。
RDFから異なる構造のRDFへの変換定義を設定するにはこちらを参照ください。
CSVからRDFへの変換定義を設定するにはこちらを参照ください。

4.更新を行います。

マッピング定義の編集が終わりましたら、画面上部の「更新」をクリックしてください。 正常に完了すると、登録完了画面が表示されます。
登録完了画面の「登録されたデータを見る」をクリックすると、登録したマッピング定義を参照できます。

以上で、メタデータ変換定義の変更は完了です。



3.RDFから異なる構造のRDFへの変換定義を登録するには

RDFから異なる構造のRDFへの変換定義を設定します。

ここでは、RDF形式のメタデータから異なる構造のRDF形式メタデータに変換するマッピング定義の設定手順について説明します。

1.マッピング定義編集画面を表示します。

新規でマッピング定義を登録する場合はこちらを参照ください。
登録済みのマッピング定義を更新する場合はこちらを参照ください。

2.RDFから異なる構造のRDFへの変換定義を設定します。

メタデータ変換定義の設定はマッピング編集画面の中部にあります。

本メタデータ変換定義はSPARQL文のCONSTRUCTクエリを定義します。
CONSTRUCTクエリのWHERE句は、変換元メタデータに合わせて設定してください。

3.編集中の変換定義を用いてメタデータ変換を試します。

登録する前に編集中のメタデータ変換定義の設定でメタデータ変換を試すことができます。

変換元メタデータはローカルファイル又はURLから指定できます。
※変換元メタデータは文字コードが"UTF-8"のみ変換可能です。
取得フォーマットの形式を選択して、「変換プレビュー」をクリックしてください。
変換結果は画面下部領域に表示されます。

以上で、メタデータ変換定義の設定は完了です。
設定を保存するには、画面上部の「登録(更新)」をクリックしてください。



4.CSVからRDFへの変換定義を登録するには

CSVからRDFへの変換定義を設定します。

ここでは、CSV形式のメタデータからRDF形式メタデータに変換するマッピング定義の設定手順について説明します。

1.マッピング定義編集画面を表示します。

新規でマッピング定義を登録する場合はこちらを参照ください。
登録済みのマッピング定義を更新する場合はこちらを参照ください。

2.CSVからRDFへの変換定義を設定します。

メタデータ変換定義の設定はマッピング編集画面の中部にあります。

本メタデータ変換定義はRDF123の変換クエリを定義します。
RDF123の変換クエリ指定方法についてはもっと詳しい使い方を参照ください。

3.編集中の変換定義を用いてメタデータ変換を試します。

登録する前に編集中のメタデータ変換定義の設定でメタデータ変換を試すことができます。

変換元メタデータはローカルファイル又はURLから指定できます。
※変換元メタデータは文字コードが"UTF-8"もしくは"SHIFT-JIS"が変換可能です。
取得フォーマットの形式を選択して、「変換プレビュー」をクリックしてください。
変換結果は画面下部領域に表示されます。

以上で、メタデータ変換定義の設定は完了です。
設定を保存するには、画面上部の「登録(更新)」をクリックしてください。